イラスト初心者の上達に役立ちそうな本・資料を見つけたので紹介します！

デジタルで描く！「刀剣＋ポーズ」イラスト真剣講座　キャラクターに命を吹き込む、動き・表情・シーンの秘伝技

※Amazonの販売サイトより引用

刀剣類に関する描き方の勉強やサポートになるような本や資料を探していたところで発見した一冊。

ポーズ集とタイトルに入っているが…みんな騙されてはいけない！コレはおそらく、、

最高のイラスト指南書だぞ！

イラスト初心者にこそオススメしたい

大きく４つのパートに分けた構成で、そのポーズを取らせたイラストを描くために必要な知識や技術を体系立ててまとめられています。

• Part1 基本の描き方
• Part2 ポーズの描き方
• Part3 日本刀の描き方
• Part4 シーンの描き方

ポーズ集というよりは、この一冊がイラスト講座の参考書のような仕立てになっています。

さすがに本の中身を見せるわけにはいきませんが、シアンが感じた各Partの推しポイントをご紹介。

デジタルイラストの基礎とコツも学べる資料

デジタルイラストで描く、ラフから仕上げまでを９つの工程に細分化して解説してくれています。

• ラフ
• 下書き
• 線画
• 下塗り
• 影の塗り
• ハイライトの塗り
• 加工
• 仕上げ
• 各工程の振り返り

お絵描きを始めたばかりの頃は、イラストを描く手順もレイヤーの使い方も何もかも全部手探りで調べながら描いていました。

その苦労が各工程2〜3ページくらいにまとめられていて、なんならプロのコツまで教えてくれます。

豊富すぎるポーズ例と詳しすぎる解説

顔・表情、手、足などの部位にスポットを当てたポーズ例とその描き方の解説、重心、ひねり、刀の持ち方と構えなどなど･･･これでもかと詰め込まれた内容。

おまけに各ポーズの解説は、、

骨格からみた人体構造を元に解説してくれるのよ。

リアル、デフォルメ問わず、整合性の取れたイラストを描くためには必須の知識なので、最初のうちから意識して描くクセを付けるようにしたいところです。

武器種ごとの掘り下げが変態的

ここがまた凄い！「描き方」の範囲がまあ広い！！

武器種ごとに武器の解説、構造、持ち方、武器の作例、武器を持ったポーズ例がそれぞれ２～４ページのボリュームで掘り下げられていて、刀剣類と思われる武器はあらかた網羅されています！

その数、驚きの７種類＋１点。

• 短刀
• 脇差
• 打刀
• 太刀
• 大太刀
• 槍
• 薙刀
• 各武器種の作例からオリジナルのポーズの起こし方

Part２にある「刀の持ち方と構え」とPart３の「日本刀の描き方」があれば、日本刀を持たせた大概のイラストは描けるようになると感じました。

エフェクトの基本にも触れることができる

背景の描き方にも触れた内容になっていますが、シアン的にこのPartの最大のポイントは「光源」についての解説。

光源からできる光と影の色や強さといった、シーン別の明暗の乗せ方については必見。かなり参考になると思います。

ちなみに･･･背景描くのが大変！って方は無理をしないでエフェクトくらいに抑えておくのも手です。

それなりに軽い作業で良い感じに仕上がるのでオススメです。

背景パーツやパースの取り方とキャラクターの描き方は、最初から両方にリソースを割くとメモリ不足で絵を描くことがしんどくなる危険性があるんですよね。

※もちろん背景込みで練習を進めたい方や風景に力を入れたい場合はこの限りではないです。

まとめ

本屋で何気なく手に取った本が思いのほか大当たりの内容だったので、何から始めたら良いか悩んでいるイラスト初心者の方にはぜひ試してほしい一冊です(*´ω｀*)

イラストの上達に役立ちそうな、面白そうな本や資料を見つけたらまた紹介しますねー☆